日本ユース戦クロスファイト、北野武郎が宮澤蓮斗に際どく勝利 岡田真虎は日本王座挑戦へ
2024年9月26日 1時31分
2024年9月26日 1時07分
25日後楽園ホールのセミで行われたOPBF東洋太平洋ミニマム級王座決定12回戦は、6位の石井武志(大橋)が5位のジョン・ケビン・ヒメネス(フィリピン)に115—113、116—112、116—112の3—0で判定勝利し、新チャンピオンとなった。
ハイガード&プレス。石井は初回から、初体験となる12回の最後まで一貫して攻め抜いた。立ち上がり、力強く攻めたところに左ボディーカウンターを喰って後退するシーンが飛び出したが、その後は肩の力を抜き、要所で軸を固める攻撃を繰り返した。「フルラウンド戦おうと思っていた」という意識が良い方向に作用したのだろう。過去の試合のように、倒す意識が強すぎるあまり、力んだスイングを続けていればスタミナを浪費しただろう。そして、リターンブローに長けたヒメネスの攻撃にダメージを深めたはずだ。
距離を詰める際、スムーズに出す左ジャブも効果的だった。序盤こそ、退きながらカウンターを狙ったヒメネスだが、ジャブの効果によって下がらざるをえない状況を作り続けた。かつては右フックや左ボディーブローを強引に叩きつけていたが、この日はスムーズに対角を攻め、ボディーブローをダブル、トリプルと連打できていた。コンビネーション終わりを再三ヒメネスに捕らえられていたが、そこは今後の課題だろう。また、打ち終わりにスッと下がるなどの“間”を築いたり、練習に励む右ストレートを織り交ぜたりすれば、さらに攻撃力は生きるはずだ。
石井は9勝7KO1敗。初黒星のヒメネスは8勝3KO1敗。
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