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井上拓真、堤聖也が口をそろえて「熱い試合になる」 「Prime Video Boxing10 」Day1会見

2024年10月11日 16時24分

 「Prime Video Boxing10」(13-14日、東京・有明アリーナ)の最終会見が11日、東京ドームホテルで開かれた。2日間で世界戦7試合+那須川天心初タイトル戦が行われるビッグイベントに出場の16選手が一堂に会し、全員が仕上がりのよさをアピールした。

 13日(Day1)のメインイベント、WBAバンタム級戦は王者井上拓真(大橋)と挑戦者堤聖也(角海老宝石)が激突。念願の舞台に上がる堤は「やることはやってきました。自信を持ってリングに上がります」。迎え撃つ井上は、この一戦に集中していると強調しつつも「統一戦に向けて負けられない試合」と位置付けている。

 95年生まれ、しかも誕生日が2日違いの同学年である井上と堤は実際に高校時代に対戦し、この時は井上が勝利した。そのあたりも両者意識して、プロでの再戦は「熱い試合になる」と口をそろえている。

井上㊨-堤

 セミのWBCフライ級王座決定戦で2階級制覇に挑む寺地拳四朗(BMB)は「きょう実際に見ると、よりやる気が出ました」と対戦相手クリストファー・ロサレス(ニカラグア)との対面した感想を述べた。元王者のロサレスも「勝つために日本にやってきた」と宣戦布告した。

寺地㊨-ロサレス

 WBAフライ級タイトルマッチは王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)がタナンチャイ・チャルンパック(タイ)の挑戦を受ける。この8月に畑中建人(畑中)からWBO-AP王座を奪った直後に世界挑戦の話が舞い込んだラッキーボーイ、タナンチャイを評し「勢いがあるので、自分も勢いを持って戦います」と阿久井は語った。

阿久井㊨-タナンチャイ

 WBO・L・フライ級王座決定戦で、世界に再チャレンジする岩田翔吉(帝拳)は「13日、自分が世界チャンピオンになるために一生懸命やってきました。それをしっかり出します」と必勝コメント。対するハイロ・ノリエガ(スペイン)もこれを「人生における重要な試合」とし、目標の世界獲得に意気込んだ。

岩田㊨-ノリエガ
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