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2024年12月13日 17時04分
2024年12月13日 10時23分
15日、大阪・住吉スポーツセンターの「U-NEXT BOXING」。セミセミのWBOアジアパシフィック・ミドル級戦に出場するチャンピオン国本陸(六島)と挑戦者で元OPBF王者の竹迫司登(ワールドスポーツ)には因縁がある。
同じ関西出身の元アマチュアで、日本では貴重な重量級選手として活躍。先にチャンピオンベルトを巻いたのは6歳年長の竹迫で、初の日本王座を獲った18年3月といえばまだ国本がデビューする前のことだ。
そんな二人が最初に交錯したのは21年5月の日本タイトルマッチ。国本はプロ5戦目で竹迫の王座にチャレンジしたが、この時は竹迫の強打が火を噴き、初回KO勝ちだった。国本は竹迫の返上した王座を継いだが、この一敗が常にしこりとして残っているという。
国本はその後WBOアジアパシフィック王座も獲得し、現在は2冠王。一方の竹迫は世界ランカー挑戦に打って出るもミーリン・ヌルスルタノフ(カザフスタン)に奮闘及ばずTKO負けを喫し、この階級の世界レベルの層の厚さに一度ははね返されている。
両者に再戦が決まったのは今年に入ってからだ。マッチルームの賞金トーナメントにそろって出場し、ともに1回戦(準々決勝)を勝ち上がって次で対決することになったのだ。順当なら準決勝は10月に行われるはずだった。ところがトーナメントの開催が行き詰まり、大会そのものがとん挫してしまった。
生活のために当てにしていた高額賞金獲得のチャンスも消えたが、国本がもっと消沈したのは竹迫への雪辱の機会を失ってしまうことだった。時間をおかず、12月15日の西田凌佑初防衛戦のイベントにスライドされたのは何よりも幸運だったと国本は感謝している。「いまも日本のナンバーワンは竹迫さんやから、そこに勝たん限りは日本チャンピオンじゃないと思っていました」(国本)。
竹迫にしても、ここで国本に新旧交代を許す気はさらさらない。国本を返り討ちにして、国内ミドル級ナンバーワンをいま一度印象づけるつもりだ。
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https://video.unext.jp/genre/martial?lc=LIV0000007186&rid=FS00049
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