JCL井上尚弥杯開催 国際試合含め60試合以上熱戦
2025年1月12日 19時44分
2025年1月11日 21時28分
1月24日東京・有明アリーナの井上尚弥の防衛戦は対戦相手が変更に――1位のサム・グッドマン(オーストラリア)が練習中に再び負傷し試合ができなくなったため。大橋秀行・大橋ジム会長が11日午後同ジムで記者会見を開き発表したもので、井上は万一に備え用意していた代理挑戦者でWBO世界S・バンタム級11位のキム・イェジョン(韓国)を相手に保持する4本のベルトを懸けてリングに上がる。
この日早朝にグッドマンの代理人から電話が入り、報告を受けたという。「前回の3倍もひどいケガといい、すぐ相手の変更をきめた。尚弥にも知らせたが、今度ばかりはエーッと驚いていた」(大橋会長)
試合は当初昨年12月24日に予定されていたが、グッドマンがスパーリング中に左目上をカットしたため1ヵ月延期されていた。さらに予定されていた井上の同僚でWBO世界バンタム級王者・武居由樹の防衛戦も、武居がケガをして延期になった。そして今回の挑戦者変更。1つの興行で何度も変更が重なるのは、大橋会長の半世紀にわたるボクシング人生でも初めてだという。
それでも会見で落ち着いていたのは、リザーバーを用意していたからだろう。グッドマンのアクシデントでモンスターに挑戦することになったキム(32歳)は、これまで25戦21勝13KO2敗2分。右の好戦的なファイターで、これまで日本選手と7戦して全勝しているのが自慢の“日本人キラー”だ。7勝にはストロング小林(六島)に12回判定勝ちしてIBFアジア王座を防衛した一戦も含まれる。
キムはオーストリアのプロモーターと契約して現在は同国在住。元世界王者のジェイソン・マロニー(井上尚弥、武居由樹と対戦)らとスパーを重ねているといい、「8勝目を飾ってタイトルを持ち帰る」とのコメントが寄せられている。
キムは基本はグッドマンと同じオーソドックススタイルながら、時折サウスポーにスイッチすることもあるという。二ックネームが「トラブル・メーカー」と知り、「嫌な予感がする」と大橋会長。これまで対グッドマン戦に向けて練習を積んできた井上としては若干の修正が必要となるだろう。
大橋会長によると、「日程変更、対戦相手変更で大変な調整になりましたが本人は気持ちを切り替えてやる気満々です」という。
2025年1月12日 21時18分
2025年1月12日 20時00分
2025年1月12日 19時44分
2025年1月9日 18時40分
2025年1月8日 23時43分
2025年1月8日 22時13分