February
14
Friday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

12°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 松本圭佑5度目の防衛戦と清水聡×阿部麗也のサバイバル戦 3.25フェニックスバトル

松本圭佑5度目の防衛戦と清水聡×阿部麗也のサバイバル戦 3.25フェニックスバトル

2025年1月21日 12時01分

 3月25日後楽園ホールで行われる「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 131」が20日、主催の大橋ジム大橋秀行会長から発表された。

注目のフェザー級戦2試合が行われる

 メインは「チャンピオンカーニバル」の日本フェザー級タイトル戦で、チャンピオンの松本圭佑(大橋)が1位大久祐哉(金子)を迎えて5度目の防衛戦。セミには同じフェザー級で世界挑戦に失敗した清水聡(大橋)と阿部麗也(KG大和)のベテラン同士によるサバイバルマッチが用意されている。この2試合に出場の4選手が記者会見に出席し、それぞれ試合に向けて抱負を語った。

 メインは不敗同士が激突するチャンピオンカーニバルならではの好カード。「ミライモンスター」こと松本(25歳)は12戦全勝8KO、アマチュア(中央大学)から転向した大久(28歳)も8勝5KO2分と、ともに負け知らず。

 世界を見据える松本は「挑戦者は誰でも強い気持ちで獲りにくる。自分もそれに応えてしっかりいい勝ち方をして世界にアピールしたい」。対する挑戦者の大久は「プロデビューの前から日本タイトルが目標だった。しっかりタイトルを獲るぞという気持ち」と意欲満々。これを迎え撃つ松本は12月に結婚して初の試合であり、「プレッシャーのかかる試合」(大橋秀行会長)でもある。

生き残りをかける清水㊧と阿部

 清水×阿部は注目のサバイバル戦。ロンドン五輪銅メダリストの清水(試合時39歳)は、当時ロベイシー・ラミレスが保持していたWBO世界フェザー級王座に挑んで5回TKO負けを喫して以来1年8ヵ月ぶりのリング復帰となる。引退に傾いていた時期もあったが、「このまま引退して清水大したことなかったと言われたくない」。

 阿部も「生き残りを懸けた戦い」とこの試合の重要さを理解している。「しっかり勝ってもう一度世界の舞台に立ちたい。清水選手に引導を渡します」と相手の目の前で刺激的なコメント。試合日は阿部にとって32回目の誕生日でもあり、「最高のバースデーにします」とつけ加えた。

 文字通りのサバイバル戦。過去に1度スパーリングで手合わせしたことがあり、お互い「やりにくかった」と相手の印象を語っていた。「個人的にも一番興味のある試合。ワクワクしています」と大橋プロモーターもファン目線で楽しみにしている。清水の戦績は13戦11勝10KO2敗。阿部は31戦26勝10KO4敗1分。

 この日はアンダーカードも豪華に、ライト級アジアトーナメントで優勝した今永虎雅、元アマ世界ユース王者の坂井優太や田中空、田中将吾といった大橋ジムからプロ転向した元トップアマが次々と登場する。

Related article
関連記事