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最終会見もエキサイト! ベナビデスvsモレル注目のL・ヘビー級戦まで2日

2025年1月31日 12時58分

 1日ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催されるL・ヘビー級12回戦、デビッド・ベナビデス(米)-デビッド・モレルJr(キューバ)の最終会見が現地時間30日に行われた。これまで両者はロサンゼルス、マイアミを顔を合わせ、ののしり合いやフィジカルコンタクトを繰り広げたが、今回も相手を激しく罵倒しながら自身の勝利をアピールした。本番が楽しみだ。《試合は2月2日(日)午前10時~WOWOWエキサイトマッチSPで生中継される》

 進行役から最初に紹介されたモレルの代理人、ルイス・デ・クバス・シニアがいきなりベナビデスを挑発。これにベナビデスが反発し、Fワードを交えて言い返し、早くも一触即発の状況となった。ひとまず騒ぎが収まり、ベナビデスのサンプソン・リューコイッシュ・プロモーター、そしてモレルのロニー・シールズ、ベナビデスのホセ・ベナビデス・シニア両トレーナーが挨拶。

 続けて片方の主役のモレルが「サンプソンから大きなチャンスをもらい感謝している。ファンに大きな、スペクタクルなファイトを約束する。見逃せない試合だ」と語り、ピースサインで締めくくった。

 ところがベナビデスが「試合は極度にハードなものになる。何がピースだ。バカにするな。ナーバスになっていることの証拠だ。土曜日は“モンスター・ワールド”の夜になる」と興奮気味にまくし立てた。これに対しモレルは「彼はしゃべり過ぎる。モンスターかなんか知らないが何を言っているのかさっぱりわからない。みんな彼を恐れて萎縮してしまうけど、私は100パーセント彼を恐れていない」と言い返した。

 エキサイトしたベナビデスは「私がノックアウトするところを観てほしい。ハイレベルな展開から私がモンスターであることをちゃんとお見せする。彼の顔を割ってやる」とすごんだ。モレルはリラックスして対応した。「怖さやプレッシャーはない。キューバ・ボクシングの真髄を披露する。100パーセント、ベナビデスをノックアウトする自信がある」とスマイルを浮かべて応じた。

 試合ではベナビデスのWBC・L・ヘビー級暫定王座とモレルのWBA同級レギュラー王座が争われる。

 セミでゴングが鳴るWBCフェザー級タイトルマッチ、王者ブランドン・フィゲロア-挑戦者スティーブン・フルトン(ともに米)の会見はフィゲロアが「126ポンド(フェザー級)に上がり、とても強く、素晴らしいコンディションで臨める。126のベストであることを世界に証明したい。メキシカン・アメリカン・ファイターとして今回は110パーセント勝つ自信がある」と約3年ぶりの再戦でリベンジを誓った。

 一方のフルトンは「今、グレートなポジションにいる。(地元の)フィラデルフィアでベストなチームといい準備ができた」と井上尚弥戦から2戦目で2階級制覇のチャンスが訪れたことを歓迎した。また「この試合の持つ意味はとても大きい。今はただ集中している。ディフェンス、オフェンスでもアメージングな状態でリングに上がれる」とS・バンタム級に続くベルト獲得に闘志をかき立てた。

 セミセミでは前WBA・S・ライト級王者イサック“ピットブル”クルス(メキシコ)が同国のアンヘル“タシロ”フィエロを相手に復帰戦。好戦的なスタイルで人気があるクルスに対しフィエロも打撃戦で活路を拓くタイプだけに激戦は必至。フェイスオフで2人は長く向かい合い、最後は額を突き合わせてセキュリティに引き離された。

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