March
24
Monday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

14°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > バレンタインデー決戦、WBOライト級ベリンチクvs.デービス明日NYでゴング 計量で因縁深まる

バレンタインデー決戦、WBOライト級ベリンチクvs.デービス明日NYでゴング 計量で因縁深まる

2025年2月14日 12時01分

 現地時間14日、ニューヨークのマジソンスクエアガーデンのザ・シアターでゴングが鳴るWBOライト級タイトルマッチ、王者デニス・ベリンチク(ウクライナ)vs挑戦者1位キーション・デービス(米=WBO1位)の前日計量が行われた。V1戦に臨むベリンチクは134.6ポンド(61.05キロ)、プロ13戦目で世界王座に挑むデービスは134.2ポンド(60.87キロ)をマーク。リミットの135ポンドに合格した。

試合に向けて怒りをため込んだ?挑戦者デービス㊨とべリンチク photo/Mikey Williams(Top Rank)

 昨日、デービスのホテルの部屋にバナナとスイカをベリンチクが送ったと言われ物議を醸し出した一戦。「人種差別だ」と非難したデービスが「誤解だった」と陳謝して一件落着と思われたが、この日の計量終了後の写真撮影でベリンチクがデービスの背中をプッシュして激怒させた。デービスはベリンチクと陣営に詰め寄って騒然となった。

 プロモーターのトップランクは声明を発表してベリンチクの行為を批判。デービスは「5ラウンドにノックアウトすると言ったが、明日は1ラウンドからKOを狙う」と言い残した。ちなみに果物を贈ったのはテオフィモ・ロペス(WBO・S・ライト級王者)ではないかという話も出ている。予想オッズは7-1でデービス、ベリンチクは4.75倍と挑戦者が支持されている。

 セミのNABF&NABO・S・ウェルター級タイトルマッチは王者でWBO1位ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)が153.2ポンド(69.49キロ)、挑戦者11位スラバ・スポマー(ドイツ)が152.4ポンド(69.13キロ)でリミットの154ポンドに合格。これがMSGに7度目の出場となるザヤスは勝って世界挑戦に弾みをつけたいところ。同じく無敗のスポマーは元パウンド・フォー・パウンド・キング、ロイ・ジョーンズJr氏がチーフトレーナーに就きアップセットを目指す。

 セミセミのミドル級ランカー対決はWBO10位ビト・ミールニッキ(米)が159.4ポンド(72.30キロ)、WBA3位コナー・コイル(アイルランド)が158.8ポンド(72.03キロ)でリミットの160ポンドをクリア。試合はWBC合衆国ミドル級王座など3つの地域王座が争われる。

 アンダーカードでは昨年8月のKO負けからの再起戦となるヘビー級ランカーのジャレット・アンダーソン(米)、ライト級プロスペクトのアブドゥラー・メイソン(米)、ウェルター級ランカーのロハン・フランコ(ドミニカ共和国)、元2階級制覇王者フアン・マヌエル“フアンマ”ロペスの息子フアンミタ・ロペス・デ・ヘスス(プエルトリコ)らが出場する。

Related article
関連記事