那須川天心、ピンチ乗り越えマロニーに3-0判定
2025年2月24日 20時34分
2025年2月24日 20時31分
24日(月・祝)、東京・有明アリーナの『PRIME VIDEO BOXING11』で行われたWBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦は、チャンピオンの堤聖也(角海老宝石)と挑戦者4位・比嘉大吾(志成)が9回にダウンを奪い合った末、ジャッジ三者が114—114とする引き分けに終わった。
鋭い左フックに加え、出入りしながらの左ジャブを丁寧にヒットした比嘉が好スタートを切った。左右スイッチヒッターながら、基本的に右構えで戦った堤は4回にバッティングで右目上をカットして大量流血。これに加え、比嘉の左フックを警戒して、右腕をカバーに充てる時間が長くなった。
だが、徐々に間合いを詰めると、アゴをしっかりとガードする比嘉のボディーに左ダブルをねじ込んで挽回し始める。右オーバーハンドも狙う比嘉に対し、堤も右ストレートをクロスさせ始めていった。
じりじりと下がり、堤を呼び込んで左フック、右クロスを狙い続けた比嘉は9回、堤の右アッパーを空振りさせて左フックをアゴに命中させて堤からキャリア初のダウンを奪う。
立ち上がった堤を比嘉はここぞとばかりに攻め込んでいくが、今度は堤がものの見事な右ストレートを一閃。前のめりにバッタリと倒れ込んだ比嘉は、立ったのが不思議なほどだった。
続く10回、堤は一気に勝負を決めにいくが、比嘉はガッチリとガードを固めてダメージ回復に充てる。11回には堤がふたたび右をヒットして比嘉にダメージを与えたが、比嘉も最後の最後まで左フックを狙い続け、手数で迫る堤とがっぷり四つの戦いを演じきった。
引き分けながら初防衛となった堤(29歳)は12勝8KO3分。またしても惜しくも2階級制覇のならなかった比嘉(29歳)は21勝19KO3敗2分。
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