ユーリ阿久井政悟「納得のいく戦いを」 寺地拳四朗戦まで2週間
2025年2月27日 14時33分
2025年2月27日 9時42分
2024年の優秀選手を選ぶ選考会が26日、都内で開かれ、男子の最優秀選手賞には世界S・バンタム級チャンピオンの井上尚弥(大橋)が輝いた。井上はこれで7年連続8度目のMVP受賞で、自身の持つ歴代最多記録を更新した。同時に東京ドームのルイス・ネリ戦が年間最高試合にも選出された。
有効投票数33のうち井上は25票を集めた。次点のWBCバンタム級王者・中谷潤人(M.T)は8票。受賞の知らせを聞いた井上は大橋ジムを通じて「超満員の東京ドームで行われたネリ戦は自分の全キャリアで特別な試合になりました。そんな試合を高く評価していただき本当にうれしく思います」と感謝を述べ、「何度でも(MVPに)選出していただけるよう、より一層精進いたします」とさらに意欲的になっている。
技能賞は中谷が27票で選出された。中谷の同賞受賞は初めて。中谷は「引き続きたくさんのBIGBANG(ビッグバン)を生み出せるよう頑張っていきます。そして今年はまずバンタム級で統一王者になります」とコメントしている。中谷はKO賞の栄誉も手にし、こちらは井上を抑えての初受賞となった。
殊勲賞にはWBAバンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)が選ばれた。堤はユーリ阿久井政悟(倉敷守安)、寺地拳四朗(BMB)と2度の決選投票の末、初受賞となった。
努力・敢闘賞はWBOアジアパシフィック・バンタム級王者の那須川天心(帝拳)が20票を集めて初の受賞。そして新鋭賞は日本バンタム級チャンピオンの増田陸(帝拳)が21票で選ばれた。
世界戦以外の年間最高試合にはWBOアジアパシフィックS・バンタム級戦、村田昴(帝拳)-山崎海斗(六島)が選出された。
女子MVPはWBO女子S・フライ級王者の晝田瑞希(三迫)が3年連続3度目の受賞。晝田は28票を集め、次点は山中菫(真正)の3票だった。24年の晝田は1月に行った防衛戦(対パク)1試合だったが、これが女子の年間最高試合に選ばれた。晝田はダブル受賞に「どちらも3年連続で選んでいただき、とても嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。今年は私にとって勝負の年になると思うので、さらに努力し、挑戦し続けます。男子のチャンピオンの皆さんのように、世界中でみんなを驚かせるくらい強くなりたいです」とコメントを寄せている。
またトレーナー賞には堤を指導している石原雄太DANGANジム・トレーナーが選ばれた。表彰式は3月31日に東京ドームホテルで催される。
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