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オラスクアガに挑む京口紘人「ボクシング人生で一番大きな試合」 濃密な公開練習

2025年3月5日 20時02分

 「U-NEXT BOXING2」(13日・両国国技館)でWBO世界フライ級チャンピオンのアンソニー・オラスクアガ(米)に挑む京口紘人(ワタナベ)が5日、所属ジムで練習を公開した。

ファハルドとスパーリングを行う京口㊨

 この日京口はシャドー4ラウンドに始まり、スパーリング3ラウンド、ミット打ち、サンドバッグ打ちと次々に消化。この種の公開練習は報道向けに軽く済ますのが慣例となっているが、元2階級制覇チャンプは濃密なトレーニングを行った。

 スパーリングのパートナーは元OPBF・L・フライ級王者のミエル・ファハルド(比)。強打で鳴らすフィリピン・ファイターは声を発して左右を振って出、京口と集中力の高い攻防を展開した。京口はファハルドのパワーパンチをガードやウィービングで外しながら左ジャブを放ち、巧みに接近戦に持ち込むところはさすがだった。これをもって試合までのスパーリングを終えるという。

 3階級制覇のかかったオラスクアガ戦は「ボクシング人生で一番大きなものだと思う」とベテランは言う。「ミット打ちから鬼気迫るものがある」と小林尚睦トレーナーが証言するように、モチベーションはいつもにまして張りつめている様子。9度の世界戦を戦ってきたキャリアを総動員させてオラスクアガにチャレンジする。

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