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石井武志がKO初防衛 5回、伊佐春輔をカウントアウト 桑原拓は阿久井挑戦から再起なる

2025年3月12日 9時48分

 東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチが11日夜後楽園ホールの「フェニックスバトル130」のメインで行われ、チャンピオン石井武志(大橋)が伊佐春輔(川崎新田)に5回1分42秒KO勝ちで初防衛に成功した。

5回、伊佐をとらえた石井

 タイトル2度目の挑戦となる伊佐は、初回、2回と意外にも距離を潰し体を付けて打って出た。しかし石井も応じて左アッパーを突き上げ、左フックを上下へと返す。

 3回の伊佐はリングを大きく使って回るかく乱戦法。動いて先に手を出していたが、追ってくる石井を受け止めロープへと押し、接近してショートの打ち合いになった。ここではやはり石井の左フックが力強い。4回終了時の途中採点では、ジャッジ全員が39-37で石井だった。

 迎えた5回、ロープ際の攻防で石井は左アッパーを効かせ、右でダウンを奪う。ゆっくりとカウントを聞いていた伊佐だが効いていたのか、そのままテンカウントとなった。試合後の挨拶に向かう伊佐の足元は少しふらついていた。

 昨年9月に獲得した王座の初防衛を果たした石井の戦績は10勝8KO1敗。伊佐は13勝2KO7敗2分となった。

ダウンを挽回してKO再起の桑原

◆52.0kg契約8回戦
桑原拓(大橋)[KO5R55秒]ハムソン・タイガー・ラマンダウ(インドネシア)

 開始から桑原が軽やかなステップから左を弾く。波乱は2回。ラマンダウの飛び込んでの左フックに桑原がダウン。しかしダメージのなさそうな桑原は立て直すと、5回に左ボディーを突き刺し、ラマンダウにテンカウントを聞かせた。

 桑原はユーリ阿久井政悟(倉敷守安)挑戦以来10ヵ月ぶりの再起に成功。「もう一度世界を目ざす」とリング上で宣言した。桑原は14勝9KO2敗。ラマンダウは12勝9KO8敗1分。

◆53.0kg契約8回戦
中垣龍汰朗(大橋)[TKO5R2分42秒]小川寛樹(帝拳)

◆66.6kg契約8回戦
野上昴生(大橋)[判定(3-0)76-76,77-75×2]イエハティ・イエールケン(中国)

◆ミドル級8回戦
ワチュク・ナァツ(八王子中屋)[TKO2R1分26秒]酒井幹生(角海老宝石)

◆スーパーフライ級8回戦
富岡浩介(REBOOT)[負傷判定7R3秒(3-0)68-66,69-65,67-66]湊義生(JM加古川)

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