April
21
Monday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

16°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > WBOウェルター級王者ノーマン明日V1戦 佐々木尽の標的

WBOウェルター級王者ノーマン明日V1戦 佐々木尽の標的

2025年3月29日 12時56分

 現地時間29日、ラスベガスのフォンテーヌブローのブローライブ・シアターでトップランクが開催するイベントの計量が28日行われた。メインのWBO女子世界ウェルター級タイトルマッチはチャンピオンのミカエラ・メイヤー(米)が146ポンド(66.22キロ)、挑戦者で前チャンピオンのサンディ・ライアン(英)が145.5ポンド(66.00キロ)をマーク。リミットの147ポンドをクリアした。

左が王者ノーマン。クエバス撃退はなる? photo/Mikey Williams(Top Rank)

 メイヤー(20勝5KO2敗)とライアン(7勝3KO2敗1分)は昨年10月ニューヨークで対戦。接戦の末メイヤーが2-0判定勝ちでベルトを獲得した。試合当日、会場に向かおうとしたライアンが何者かにスプレーを発射される事件があり、物議を醸しだした。計量後のフェイスオフでは両者が顔を間近まで接近させてテンションが高まった。

 セミ格ではWBOウェルター級王者ブライアン・ノーマンJr(米)が挑戦者13位デリック・クエバス(プエルトリコ)を相手に初防衛戦に臨む。ノーマンは146.7ポンド(66.54キロ)、クエバスは146.3ポンド(66.36キロ)をマーク。リミットの147ポンドに合格した。

 ノーマン(26勝20KO無敗2無効試合=24)は昨年5月、ジオバニ・サンティリャン(米)に10回KO勝ちでWBOウェルター級暫定王座に就き、テレンス・クロフォードの王座返上により正規王者に昇格した。その後IBFウェルター級王者ジャロン・エニス(米)との統一戦が持ち上がったが合意に達しなかった。クエバスとは昨年中にも対戦する予定だったが、延期が重なっていた。

 クエバス(27勝19KO1敗1分=30)はこれまで米国で7戦のほかメキシコやドミニカ共和国などを転戦し最近3試合はパナマで行っている。パワーが持ち味だがオッズは6-1から7-1、クエバス4.75倍で、日本人初の世界ウェルター級王者を目指す佐々木尽(八王子中屋=WBO2位)の標的であるノーマンが大きく有利と出ている。あすの試合は佐々木も観戦を予定している。

 セミセミではWBC&WBOフェザー級1位ブルース“シューシュー”キャリントン(米)が出場。ホセ・エンリケ・ビバス(メキシコ)と10回戦を行う。キャリントンは125.3ポンド(56.83キロ)、ビバスは125.8ポンド(57.06キロ)を計測。試合はWBCフェザー級挑戦者決定戦としてゴングが鳴る。WBCフェザー級王者はスティーブン・フルトン(米)が君臨する。

Related article
関連記事