中野幹士が渡米 5.4ラスベガスでマルケスと対戦
2025年4月25日 17時29分
2025年4月25日 16時15分
「NTTドコモ Lemino BOXING」の発表会見が25日、横浜市内のホテルで開かれた。6月19日、東京・大田区総合体育館。メインはWBO世界ウェルター級タイトルマッチ、王者ブライアン・ノーマンJr(米)-挑戦者2位佐々木尽(八王子中屋)。佐々木が日本人前人未到のウェルター級制覇にいよいよ打って出る。日本国内で世界ウェルター級タイトルマッチが開催されるのは1989年12月のブリーランド-尾崎第2戦以来となる。日本人ボクサーの世界ウェルター級王座挑戦も、佐々木で5人目(のべ6回目)。
「日本人初のウェルター級世界チャンピオンになる男」が決め台詞の佐々木の挑戦がついに決まった。WBOチャンピオンのノーマンにアタック。先日ノーマンがラスベガスで防衛に成功した際に挑戦状を渡した甲斐もあった。
この日の会見には「日本の歴史を変えるために生まれてきました、佐々木尽です」とスピーチをスタートした。王者ノーマンを「パワー、スピードすべて備わっている」と評しつつ、「勝算はめちゃくちゃあります」と言い切った尽。「このチャンスをモノにしなきゃ人生が終わり」と、今回のチャンスに気合が入りまくっている。「うれしい、本当にうれしいです」と佐々木。
実際、夢のような舞台だ。日本の選手が獲ったことがなく、挑戦することすら容易ではないウェルター級の世界王座に挑む。日本国内で開催される世界ウェルター級戦は35年半ぶりである。
オーソドックス型のノーマンは佐々木より1歳上の24歳で、まだ年若いチャンピオンだ。昨年5月にジオバニ・サンティリャンを10回KOし、WBO暫定王座を奪取。その後テレンス・クロフォード(米)の返上に伴って正規王者に昇格し、さる3月デリック・クエバスに3回TKO勝ちで初防衛に成功している。27勝21KO無敗2NC(BoxRecより)。
「本気で人生かけていくんで」と佐々木は言う。「たくさんの人が集まっている中で試合に臨みたい。当日は学校や会社をさぼってでも来てほしいです」とまで振り切って言う。
トレーナーの中屋廣隆・先代会長も「尽は日本の歴史を変えると言っています。自分も一緒に変える」と声に力をこめた。「ガードの上からでもいいから思い切り行けと尽に言っています。尽が倒される可能性もありますが。あと後半勝負の作戦もあります。日本人は根性がありますからね。この2つがポイントになる」と作戦の一端を明かしていた。
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