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西田凌佑、米英世界ランカー2人とのスパーリング調整で仕上げる

2025年4月30日 15時00分

 ブラックホール西田がビッグバン中谷を消滅させる—―6月8日にWBC世界バンタム級王者、中谷潤人(M.T)と統一戦を行うIBF世界バンタム級王者、西田凌佑(六島)が29日、大阪市の六島ジムで会見。枝川孝会長から新愛称「ブラックホール」を命名された。西田は巧みなディフェンスで中谷のパンチを無力化することを誓った。

会見に臨んだ西田

 中谷戦に備えて、同門の韓亮昊や池側純(角海老宝石)、大学生らサウスポーとスパーリングを積んできた西田に、枝川会長は最終段階で長身サウスポーの世界ランカーを2人招請し、30戦30勝23KOの無敗王者に対抗するスキルアップに努める。30日には米国からWBA世界フェザー級4位イライジャ・ピアス(20勝16KO2敗)が来日し、5月3日にはWBO世界S・バンタム級3位デニス・マッカン(英国=16勝8KO1分)が合流。3週間にわたってパートナーを務める。

 「170センチを超えるサウスポーの世界ランカーを探すのは苦労したが、最高の形で西田を中谷に挑戦させたい」と枝川会長は「挑戦」にこだわった。作戦を立てる武市晃輔・チーフトレーナーは「盾と鉾の戦い。向こうはKO率80%に対してこちらは20%。西田はディフェンス力を生かしてチャンピオンになった。中谷選手は攻撃力が目立つ。対照的な2人の争いで、西田がどうビッグバンを吸い込めるか」と秘策を練っている様子だった。

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