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21歳WBC王者が38歳のレジェンドと防衛戦

激戦のライト級 ヘイニーvs.ガンボア正式発表 
21歳WBC王者が38歳のレジェンドと防衛戦

2020年10月3日 11時17分

 マッチルームボクシングは2日、WBCライト級王者デビン・ヘイニー(米)と元複数階級制覇王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ)の一戦を11月7日、米フロリダ州ハリウッドのセミノールハードロックホテル&カジノで開催すると発表した。試合は無観客で、DAZNが中継する。

 ライト級スター候補のヘイニー(24勝15KO)は昨年11月、アルフレド・サンティアゴ(ドミニカ共和国)を下してベルトを守った際、右肩負傷して手術。一時は休養王者にシフトされたものの、再び正規王者に認定されている。

 復帰戦が決まったヘイニーは「ガンボアは危険で経験のあるファイター。元フェザー級統一王者で、最高の選手たちと戦ってきた。テレンス・クロフォードにダメージを与えたパワーは無視できないし、ロマチェンコに勝ったオルランド・サリドも下している」とガンボア戦に向けた抱負を語った。

 2004年アテネ五輪金メダルのガンボアはフェザー級でWBAとIBFベルトを統一し、S・フェザー級とライト級でWBA暫定王座を獲得した。ヘイニーは持ち上げたが、サリドに勝ったのは10年前で、14年のクロフォード戦は9回TKO負けしている。

 21歳のヘイニーに対してガンボアは38歳。昨年12月のWBAライト級王座決定戦ではジャーボンテ・デイビス(米)に12回TKO負け。かつてのレジェンドも下り坂の印象は否めないが、経験豊かなガンボアが若いヘイニーにどんな戦いをするのか見物である。

 ライト級は17日にラスベガスで3冠王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)とIBF王者テオフィモ・ロペス(米)が4団体統一戦。31日にWBA正規王者ジャーボンタ・デイビス(米)がWBA・S・フェザー級スーパー王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)と防衛戦を行う。

 ほかにヘイニー、ロペスと並ぶライト級三羽がらすの一人、ライアン・ガルシア(米)がルーク・キャンベル(英)とのWBC暫定王座決定戦を交渉中。元IBFフェザー級王者リー・セルビー(英)は31日、ジョージ・カンボソスJr(豪)とIBFライト級挑戦者決定戦を行う予定だ。

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