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関西2018最終戦 20歳の安達陸虎が初回KO勝ち

2018年12月29日 1時10分

 井岡弘樹ジム主催の「第6回チャンプファイト」は28日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で行われ、メインの68キロ8回戦は安達陸虎(20=井岡弘樹)がポンサートーン・ソムポン(タイ)に左右フックで1回52秒KO勝ちした。

安達(右)は関西ラストファイトを豪快に締めた

 安達は18年の関西のラストファイトを豪快に締めくくり、レコードを12勝9KO1敗とした。セミの58キロ8回戦はテイル渥美(渥美)がジェリー・カストロヴェルデ(寝屋川石田)を判定で下し、輸入ボクサー対決を制した。テイルは15勝7KO2敗、ジェリーは10勝5KO5敗。

◇68キロ8回戦
安達陸虎(井岡弘樹)[KO1回52秒]ポンサートーン・ソムポン(タイ)

 16年西日本ミドル級新人王の安達は井岡弘樹ジムの期待の星。元タイ国S・ライト級王者のポンサトーンを問題にしなかった。

 ポンサトーンが大振りのパンチで先制を図ったが、フットワークで交わして、左フックを右ガードの上からたたき込んだ。ふらついたポンサトーンに右のボディフックをめり込ませ、左フックを首筋に合わせると、うつぶせに倒れたままのポンサトーンにテンカウントがコールされた。

 あっけないKOだったが、元世界王者・山中慎介さんの出身地でもある滋賀県湖南市から駆けつけた安達陸虎後援会のメンバーは大喜び。安達は「来年はランカーになります」とリング上で約束。来年2月24日にOPBF、WBOアジアパシフィックミドル級王座に挑戦するジムの大先輩・野中悠樹の試合も応援してほしいとアピールしていた。

右を決めるテイル(右)、判定勝ちだった

◇58キロ8回戦
テイル渥美(渥美)[3-0(78-75、80-73、80-74)]ジェリー・カストロヴェルデ(寝屋川石田)

◇ライト級6回戦
小西帝士(井岡弘樹)[3-0(60-54、60-55×2)]中薗和生(橋口)

◇S・フェザー級6回戦
澤井剛志(グリーンツダ)[2-1(58-57×2、57-58)]星本浩史(進光)

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