バンタム級3団体統一戦あすゴング 井上尚弥グローブは初レイジェス ドネアは雪辱に自信
2022年6月6日 14時53分
2022年6月5日 18時20分
5日、ヘイニー-カンボソス戦をWOWOWオンデマンドでゲスト解説した前WBA世界ミドル級チャンピオンの村田諒太(帝拳)がWOWOW放送センターでメディアの取材に応じた。
この日の試合を村田はヘイニーの圧勝と見た。「カンボソスはステップをしてからでないと打てないタイプ。ヘイニーにすればタイミングが読みやすかったのでは」と分析。それでも今回の凱旋試合でいきなりビッグ・ファイトマネーを手にすることができたカンボソスを例にあげ、「アメリカンドリーム。やはり夢がありますね」と村田は言った。
日本時間早朝にウェールズで行われた後輩の尾川堅一の防衛戦については「あれはボディにジャブのフェイントをかけて、体ごと打ち込む一発でしたからね、狙っていたと思うなあ」とコルディナのKOパンチについて言及。帝拳で苦楽をともにしてきた尾川の陥落に無念そうだった。
そして気になる村田自身の近況だが、体のシェイプを維持するために「走ったり、自転車こいだり」軽く動いてはいるという。まだ今後のことは決まる状況にないという。
ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とのミドル級チャンピオン統一戦から2ヵ月。「まだ強くなるのでは、という気持ちもある」と認めつつも、ゴロフキン戦以外の2敗(対エンダム、対ブラント)とはまた違って「初めて、自分の今の実力を出して負けた。そこは僕の中ですっきりしています」と率直に明かす。
本田明彦会長との話し合いはまだこれからのようで、「もうちょっとすれば答えを出さないといけないとも思います」と元チャンピオンは言っていた。
なおヘイニー-カンボソス戦は6日(月)午後9時からWOWOWライブのエキサイトマッチで放送される。
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