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関西学生ボクシングリーグ戦が開幕 大阪商大、芦屋大、同志社大が勝利

2025年5月12日 9時39分

 第78回関西学生ボクシングリーグ戦は11日、大阪・吹田市の関西大学ボクシング場で開幕した。第1週は1部3試合、2部3試合が行われ1部は前年優勝の大阪商大が関西大学に7-2で勝利、芦屋大が立命館大に6-3、同志社大が関西学院大に6-3で勝利した。

芦屋大・上窪㊨-立命館大・俣野戦

 1部開幕カードの同志社大―関西学院大はフルメンバー9人の戦いとなった。ミニマム級は左ひじの手術で1年間休んだ同志社大・定廣征季(3年)が戦列に復帰、関西学院の主将・松木亮太(4年)に左ストレートをカウンターで再三ヒット、3回RSC勝ちした。フライ級は関西学院のルーキー・井ノ上寿希也(西宮香風高)が競り合いを制して、デビューを飾った。ルーキー対決となったバンタム級は同志社大・川島悠(東福岡高)が関西学院大・長谷部星那(西宮香風高)を2-1で破った。フェザー級は関西学院大・上林昴輝(4年)が1回RSC勝ち、ライト級は同志社大・細川古了(4年)が、L・ウェルター級は関西学院大・文原春世(2年)が制して3-3のタイスコアに持ち込んだ。

 しかし、重量級に有力選手を揃える同志社大はここから本領発揮。ウェルター級・山口優真、L・ミドル級・森島広輝、ミドル級・和田岳大の4年生トリオが強打を発揮して3連勝とパワーを見せつけた。 

 芦屋大―立命館大はともに2人メンバーを欠いた戦い。ミニマム級で先勝した芦屋大がフライ、バンタム、フェザー級に起用したルーキー3選手がそろって白星をマークして、勝利を決めた。なかでもフライ級・上窪星(王寺工高)は実力者の俣野琉樹(3年)に打ち合いを挑み、手数で圧して3-0の判定勝ち。立命館大はウェルター級・國政利久郎(2年)が青木大樹(1年・浪速高)にポイント勝ちしただけだった。

 大阪商大―関西大は関西大が負傷者続出でメンバーを3人しか立てられなかった。しかし、L・ウェルター級のルーキー・沖田義貫(興國高)、L・ミドル級・山田幸多(2年)がパンチを集めてストップ勝ちして気を吐いた。大阪商大はフライ級・徳井隆太(3年)がダウンを奪って判定勝ちした。

 2部は近大が龍谷大に4-3で勝ち、京都産業大は大阪大を5-2、桃山学院大は京都大を6-1で下した。

 第2週は25日、関西大学ボクシング場で1部、同志社大-関西大、芦屋大―関西学院大、大阪商大―立命館大と2部3試合が行われる。

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