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「サプライズを起こす!」三代大訓 6.14NYでアンディ・クルスとIBF挑戦者決定戦

2025年5月17日 11時30分

 ライト級の三代大訓(横浜光)が6月14日(日本時間15日)ニューヨークのマジソンスクエアガーデン・シアターでIBF同級挑戦者決定戦に出場することが正式に発表された。前日本ライト級チャンピオンでIBF5位の三代は同級3位の強豪アンディ・クルス(キューバ)と12回戦を戦う。

 三代(30歳)は今年3月、世界挑戦準備のため2度防衛した日本王座を返上。左ジャブを武器にした計算されたボクシングが持ち味で、プロで17勝6KO1敗1分、唯一の黒星は韓国で消化不良の負傷判定負けを喫したものだ。

 相手のクルス(29歳)はアマチュアの大物。東京五輪ライト級金メダル、世界選手権3連覇など140勝9敗の記録を残し、現WBO王者キーショーン・デービス(米)もアマチュアではこのクルスに勝つことはできなかった。プロではデビュー戦でIBFインター王座を獲得し、ここまで5戦全勝2KO。

 三代は横浜光ジムを通してこうコメントを寄せている。「長くボクシングをしてきて、こんなに大きなチャンスは初めてです。このような機会を作ってくれたマッチルームに感謝します。アメリカで試合ができることにモチベーションもすごく高いです。僕のボクシングはここ一番の勝負強さが強みで、今までも何度も下馬評を覆してきました。この試合もサプライズを起こします」

 IBFライト級は王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)の動向が不透明なため、先日レイモンド・ムラタラ(アメリカ)が決定戦を制し暫定王座に就いている。

 なお当日はマッチルーム主催のイベントで、メインはIBF・S・ライト級戦、王者リチャードソン・ヒッチンズ(アメリカ)-ジョージ・カンボソスJr(オーストラリア)の一戦となる。

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