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IBFミニマム級王者タドゥラン「重岡をもう一度KOする」と気合い十分

2025年5月21日 1時18分

 IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦(24日・大阪市インテックス大阪)で前王者の同級4位、重岡銀次朗(25=ワタナベ)とダイレクトリマッチに臨むチャンピオン、ペドロ・タドゥラン(28=フィリピン)が19日、同市西成区のKWORLD3ジムで練習を公開した。

練習を公開したタドゥラン

 タドゥランは昨年7月、重岡とのサウスポー同士の戦いを制して王座に返り咲いた。ボディーにパンチを集めて9回ストップ勝ちし、重岡のV3を阻止すると同時に初黒星をつけた。それ以降試合はしておらず今回が初防衛戦になる。マニラのジムで通算100ラウンドのスパーリングを積んできており、「パンチを鍛えてきた。重岡はスピードがあるボクサーだが、もう一度KOしたい」とリベンジを公言する重岡に敵対心を燃やした。

 ジムでの練習は縄跳び、シャドー、ミット打ち、サンドバッグ打ちをカルロス・ペニャロサ・トレーナー(64)の指導で入念に行った。サウナスーツを着込み、大量の汗を出したが、「リミットまであと1ポンド。減量は問題ない」と話した。

タドゥランと妻マリーさん

 タドゥランの妻マリーさん(30)は小学校教師。1歳の長男の世話をするため、昨年7月の初戦には帯同しなかったが、今回は「妻にいい勝ち方を見せたい」と長男は預けて、一緒に来日した。タドゥランは11歳からボクシングを始め、アマで155戦120勝のキャリアがある。好きなアニメはメインに出場のIBF世界フェザー級王者、アンジェロ・レオ(31=米国)と同じ「はじめの一歩」という。「重岡に勝って、王座統一戦を戦い、お金をもっと稼ぎたい」とチャンピオンは意欲十分だ。

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