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辰吉寿以輝が再起戦飾る

2025年6月7日 23時43分

 大阪帝拳ジム主催の第83回ドラマチックボクシングは7日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で行われ、メインのS・バンタム級8回戦は同級13位、辰吉寿以輝(28=大阪帝拳)がフィリピン同級12位、アリエル・アンティマロ(23=フィリピン)と対戦。辰吉が8回にダウンを奪って、3-0の判定で再起を飾った。

アンティマロに左フックを決める辰吉㊨

 辰吉は昨年12月、OPBF同級タイトルマッチで王者、中嶋一輝(大橋)に挑戦するも、2回に左ストレート一発で倒され、それ以来の再起戦。立ち上がりはアンティマロの左ストレートを被弾し、2回にはアッパーを決められるなど受け身に回らされた。5回から攻めに転じて、ボディーパンチでアリエルの動きを止め、8回は右カウンターでダウンを奪った。

 控室に戻った辰吉は「思ったより強かった。左のパンチが伸びてきた。いいのをもらい相手が3人いるように見えた」と苦戦を振り返った。リングサイドで家族とともに見守った元世界王者の父丈一郎さんは「勝ったことはよかった。でも、上品にボクシングをし過ぎ。もっとファイターでいい」と息子に注文をつけた。

◇S・バンタム級8回戦
辰吉寿以輝(大阪帝拳)[判定3-0(76-75、77-74×2)]アリエル・アンティマロ(フィリピン)

◇ライト級6回戦
五十嵐義貴(井岡弘樹)[TKO1回1分41秒]前林良則(ディアマンテ)

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