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2022年8月8日 月曜日

ベテラン王者の中川健太がV1か、2度目挑戦の梶颯が王座奪取か あす日本S・フライ級戦

 あす9日、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」の計量が8日、日本ボクシングコミッションで行われた。メインの日本S・フライ級タイトルマッチは、初防衛戦を迎える王者の中川健太(三迫)が52.0キロ、挑戦者1位の梶颯(帝拳)がリミットの52.1キロで合格した。

チャンピオンの中川(左)と挑戦者の梶

 37歳の中川(21勝12KO4敗1分)は今年4月、大阪で久高寛之との王座決定戦を制して、実に3度目の日本タイトル獲得をはたした。計量後は集まったメディアに「過去最高の仕上がり」と胸を張り、その理由として半年ほど前から取り組んでいるフィジカルトレーニングを上げた。

 昨年12月からコンビを組む1歳下の椎野大輝トレーナーは「中川さんはいい年だけど吸収力がすごい。こちらが思っている通りに変わってくれた」とベテランながら周囲の意見を聞いて自らを改善していく中川の姿に感心しきりだ。「日本タイトルで終わりじゃないからこそ立ち上がってきた」という不屈のチャンピオンは最強挑戦者を退けて、世界への夢をつなごうとしている。

 挑戦者の24歳、梶(15勝9KO1敗)は昨年10月、アジア3冠王者の福永亮次(角海老宝石)に挑み、2-0判定で惜しくも敗れた。評価の落ちない敗北だったとはいえ、あと数試合はチャンスに恵まれないと思っていたところにタイトル戦が舞い込んできた。梶は「運命を感じる。興奮した」と素直に喜んでいる。

 一方で福永にあと一歩及ばなかったのは、「倒しきる力がなかったから」と分析している。「前回の負けが勉強になった。集中力が高まっていい練習ができた」という梶が中川越えをはたし、初のタイトル獲得を目指す。

初防衛戦の鈴木(左)に一村が挑む

 セミは女子日本ミニマム級タイトルマッチで、王者の鈴木なな子(三迫)が一村更紗(ミツキ)を挑戦者に迎えて初防衛戦を行う。立教大を4月に卒業したばかの鈴木は「授業やテストがなくなって練習に集中できるようになった」と話し、「明確に勝ちたい」と完勝を誓った。鈴木は6勝1KO2敗。タイトル初挑戦の一村は4勝10敗1分。

湯場(左)と藤田。こちらも注目カードだ

 セミセミのS・ライト級8回戦、日本S・ライト級5位の藤田炎村(三迫)と日本ライト級15位、湯場海樹(ワタナベ)の若手対決も注目カード。また、第3試合の東日本新人王ウェルター級予選には、元世界王者の輪島功一さんの孫として注目を集めながらデビュー2連勝(2KO)の磯谷大心(輪島功一S)が登場。田中慧士(花形)と対戦する。

【関連リンク】中川と鈴木の今回の試合に向けての詳しい記事はこちらから
中川健太→ https://note.com/dangan_box/n/nd4a96c361b4b
鈴木なな子→ https://note.com/dangan_box/n/n07b72b772362

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