藤田健児興奮、シムを3度倒す 荒本一成は中田勝浩に判定勝ち
2025年7月6日 3時02分
2025年7月6日 2時52分
5日、東京・後楽園ホールで開催された『DYNAMIC GLOVE on U-NEXT』。メインイベントで行われた142ポンド契約10回戦は、日本S・ライト級王者・李健太(帝拳)がリマール・メツダ(フィリピン)に97-93、98ー92、99-91の3-0判定勝利した。
身長で12cm上回る李が、長く速い右から左ストレート、さらに右をヒット。しかし、同じくサウスポーのメツダは中に入っての右フックで李のバランスを崩させる。
互いにボディーを打ち合いながら、右フック、そして左の相打ちが再三。李は眉間から出血をみるが、左ボディーストレート、右ボディーフックで挽回。堅いブロッキングで迫るメツダをリードしていった。
6回、いきなり連打で仕掛けた李は、上下の波状攻撃でメツダを弱らせたかに見えたが、メツダもいきなりの右フックをヒット。李は的確なヒットの間隙に、メツダの左も不用意に喰らうシーンも目立った。
8回、左の相打ちで上回られた李だが、一瞬の隙を突いて猛然と連打。9回も効果的なヒットを奪ったものの、タフなメツダに左、右フックで煽られる場面もあった。
最終回、李が左強打からの連打で試合を決めにかかったが、メツダも右フックをカウンターして寸断。しかし、李は左サイドへ立ち位置を変えるなどの工夫をみせながら強打。けれどもダメージを感じさせるメツダは最後までダウンを拒否し、それどころか左スイングでの逆転も狙っていた。
「こんな試合をしていたらダメですね。悔しすぎます」と反省の弁から始めた李。「休む間もなく、すぐにトレーニングをして、みなさんに認めてもらえる選手になりたい」と場内のファンに呼びかけた。李(29歳)は10勝2KO1分。2018年5月に荒川仁人(当時ワタナベ)の持つWBOアジアパシフィック・ライト級王座に挑戦(12回引き分け)して以来の来日だったメツダ(31歳)は17勝11KO10敗1分。
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