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元K-1王者の武居由樹 プロ2戦目も豪快TKO勝ち 5戦全KO勝ち竹田を圧倒

2021年9月9日 20時29分

「第80回フェニックスバトル」が9日、後楽園ホールで開催され、メインの54.5キロ6回戦は、元K-1王者の武居由樹(大橋)がデビューから5連続KO勝利の竹田梓(高崎)に1回2分57秒TKO勝ち。デビュー2連勝を飾った。試合の模様は12日(日)深夜1時55分からフジテレビ(関東ローカル)で放送される。

 K-1チャンピオンからボクシングに転向した注目を浴びる武居は2戦目でメインを任された。サウスポーの武居はスタートから落ち着きつつもしっかり手を出していった。左を打ち込むと、竹田もすかさず打ち終わりに左を合わせ、緊迫した立ち上がりとなった。

 しかし武居はジャブを突きながら、左を上下に散らして余裕を見せる。ラウンド終盤、左ボディアッパーから右フックを返すと竹田が前のめりにダウン。竹田は何とか立ち上がったもののフラついて、主審が試合をストップした。

武居の話「竹田選手は5戦5勝5KOでもらったらヤバイと思っていた。緊張感のある中で倒せて良かったです。ボクシングっぽいスタイルを目指して、ジャブをついてその中で当たるかなと思った。タイミングよく当てられたのかと思う。次から8回戦になるので、強い選手とやって勝っていきたい」

◇69.0キロ8回戦
安達陸虎(大橋)[2-0(78-74、77-75、76-76)]近藤哲哉(横田S)
 日本級ウェルター級13位の安達は3月の日本ユース・ウェルター級王座戦で小畑武尊(ダッシュ東保)に初回TKO負けして以来の再起戦。上背のある安達がジャブを突きながら距離を取り、近藤がプレスをかけて安達に迫った。試合は安達がスピードと手数で上回りながらも、近藤のパワフルなジャブで安達の頭が跳ね上がるシーンもあって気の抜けない展開となった。

安達(右)はジム移籍初勝利を挙げた

 安達はなかなか近藤を突き放せなかったが、7回に右アッパーを決め、8回にはコンビネーションで攻めて締めくくった。大橋ジム移籍2戦目で初勝利の安達は15勝11KO3敗。近藤は6勝4KO4敗。安達は「内容はホンマにダメダメですけど、前回移籍初戦で負けたので今日はとにかく
勝たなあかんかった。プレッシャーで寝られなかったけど、明日から寝られそうです」。

◇フライ級6回戦
田口健太(セレス)[3-0(59-55×2、58-56)]白鳥光芳(T&T)
 初回は田口が前に出てボディ攻撃を機能させると、サウスポー白鳥はジャブ、左を打ち込みながら、2回にボディ打ちをやり返す。互いの距離を詰めてパンチを交換する熱戦は、馬力で勝る田口が前に出続け、ボディ打ちで勝利を手にした。田口は6勝1KO9敗1分。白鳥は5勝3KO7敗2分。

 また、S・ミドル級4回戦でデビューした京都パープルサンガなどでプレーした元Jリーガーのダン・ディ・ディリンジャー(大橋=ハウバート・ダン)が同じくデビュー戦の伊藤和磨(石神井S)に判定勝ちを収めた。

◇S・ミドル級4回戦
ダン・ディー・ディリンジャー(大橋)[3-0(40-36×3)]伊藤和磨(石神井S)

◇54.5キロ4回戦
原翔太(高崎)[2-0(39-37×2、38-38)]渡辺和幸(上滝)

◇女子S・バンタム級4回戦
伊藤沙莉(花形)[TKO1回40秒]山下奈々(REBOOT.IBA)

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