井上尚弥「豪快なKOでアピール」WOWOW生中継
2017年9月5日 19時44分
2017年9月5日 17時32分
IBF世界S・バンタム級チャンピオンの小國以載(角海老宝石)が5日、都内のジムで練習を公開した。小國は13日、エディオンアリーナ大阪で同級3位、サウスポーの岩佐亮佑(セレス)と初防衛戦を行う。
注目の日本人対決まであと8日。この日も小國は「サウスポーは苦手なんで」「勝ってたら気持ちも楽ですけど(高校時代に対戦して負けている)、プロになってからのスパーでもボコボコにされている。嫌ですよ」と、岩佐に対して強いマイナスイメージを持っていることを繰り返し強調した。
チャレンジャーの青シューズを用意
それでも周囲の予想は5分5分だが、これを耳にした小國は「マジで?と思いました」と一蹴。「ひっくり返しにくい6-4(で岩佐の有利)ですね」と自らの予想を披露し、あくまで自身を“チャレンジャー”の立場に位置付ける。その思いは青いシューズに表した。
チャンピオンでありながら、ある意味自虐的とも言える発言を連発しているが、昨年暮れの世界初挑戦では「8-2で自分が不利」と言い続け、最後はジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)相手に番狂わせを演じており、数々のコメントは額面通りには受け取りにくい。
実際のところ「六角形(戦力分析で使う六角形の図)にしたらへこんでいるところがない」という攻守のバランスを取れた岩佐を攻略するため、サウスポー対策には徹底的に取り組んできた。
サウスポーとのスパー+マスは150R以上
グスマン戦でも世話になった元世界ランカーのヨアンドリス・サリナス(キューバ)をはじめ、マスも合わせると150ラウンドを超える実戦練習を行ってきた。阿部弘幸トレーナーは「3年前のスパーだってボコボコというわけではなかったし、その3年前よりすべてで上回っている」と小國の成長ぶりに太鼓判。岩佐戦に向けて「やれることはそべてやった」とこちらは自信の表情だ。
苦手なピーマン克服はパプリカから?
7月の世界戦発表では、岩佐を苦手な食べ物ピーマンにたとえ、泣き顔でピーマンを食べて報道陣を笑わせた。今回は「ピーマンの食べられない子どもは、パプリカから食べてピーマンを克服する」とパブリカをガブリ。キレのあるパフォーマンスを披露した。
偵察に訪れたセレスジムの小林昭司会長は「汗がよく出ているし、あれだけしゃべるのは調子のいい証拠。風邪とか引いててくれたらよかったのに」とコメント。言葉とは裏腹に元気いっぱいの小國を目にして、苦笑いしながらジムを後にした。
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