ドネアが公開練習 17日堤と統一戦に自信

試合情報(日本語)

 17日のトリプル世界戦(両国国技館)のメインでWBA世界バンタム級チャンピオンの堤聖也(角海老宝石)と統一戦を行う同級暫定チャンピオンのノニト・ドネア(米国)が12日東京・神楽坂の帝拳ジムでメディアに練習を公開した。

レイチェルさんの持つミットを打つドネア photo/Naoki Fukuda

 井上尚弥との第2戦から3年半ぶりに日本のリングに上がるドネア。これまで5階級で世界王者となり43歳のいまなお「井上拓真、中谷ともやりたい、尚弥ともまたやりたい」と言うどん欲さだ。 

 この日シャドー、ミット、サンドバッグ打ちと軽く動いただけだったのは、あくまでメディア向け。妻でマネジャー&チーフトレーナーのレイチェルさんにミットを持たせてパンチを繰り出すサービスも披露した。それでもトレーナー相手に時折見せる主武器の左フック、アッパーには迫力があり、視察した石原トレーナーも「タイミングがいいし相打ちで打ってくるので、序盤からあのノーモーションの左を合わせられるとこわい。最後は気持ちの勝負になる」と警戒心を隠さなかった。

 今度の試合にもドネアは自信満々。「(堤と比べて)自分自身の経験が何より勝っていると思う。あとは勇敢さ、これは同じように堤にもあると思うが、これまで世界中で見せてきた自分自身の勇敢さを遺憾なく出して行く、そこがしっかりできれば、勝利になると思う」

 堤について印象を問われると、「左右にスイッチするなど、自分の力をしっかり積み上げてくるボクサーだと認識している」とのことだった。レイチェル・マネは、「前回(暫定王座獲得戦)はアルゼンチンの試合で3週間しか準備期間がなかったが、今回はセブ島、ラスベガスとしっかりとトレーニングして整えてくることができた」と夫の好調をアピールした。 

 井上戦の敗北についてドネアは「自分が負けたことは学びでしかない。そういった経験でしか得られないものがあり、闇の中でしか見られない光というものがある。自分自身を理解するためのとても大きな時間、経験だったと思っている」。何ごともポジティブに受け取るのがドネア流? 

 そして「けががなければ、年齢は制限なくボクシングができることも分かった。今はそういった制限からも解き放たれて、おそれもなくよりよいファイターになっていると思う」と胸を張った。

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