瀬戸際ライアン・ガルシア明日ウェルター級王者バリオスに挑戦

ラスベガスのT-モバイル・アリーナで21日(日本時間22日)に開催されるWBCウェルター級タイトルマッチの前日計量が行われた。暫定王座から数えて4度目の防衛戦となるバリオスは146ポンド(66.22キロ)、ウェルター級進出第2戦となるガルシアは146.5ポンド(66.45キロ)をマーク。ともにリミットの147ポンドに合格した。

正念場のガルシア

ガルシア(24勝20KO2敗1無効試合=27)は24年4月、デビン・ヘイニー(米=現WBOウェルター級王者)に一度は勝利したが、体重オーバーとドーピング違反の醜態をさらして結果は無効試合に変更。1年間の出場停止処分を受けた後、昨年5月に復帰したものの、WBAウェルター級王者ローランド・ロメロ(米)にいいところなく判定負けと低迷中。今回、連敗するとさらに苦しい立場に追い込まれる。

不祥事とロメロに敗れたにもかかわらず、WBCランキング上位に留まったガルシアにはただでさえ批判もある中、WBCが義務づけている試合1週間前の予備計量でガルシアは体重の申請を怠ったかどで罰金5000ドル(約77万円)を科されたと伝えられる。それでも今回はきっちりと調整した様子がうかがえ、関門の計量をクリアした。

バリオス(29勝18KO2敗2分=30)は前回(昨年7月)、レジェンドのマニー・パッキアオの挑戦を受け、引き分けで王座を死守した。その前のアベル・ラモス戦もダウン応酬のドロー防衛で、チャンピオンとしての強さを発揮できていない。今回は以前ガルシアと3試合コンビを組んだベテランのジョー・グーセン・トレーナーに師事して打開を図る。テレンス・クロフォードの王座返上により暫定王者からエレベーター式で昇格したこともあり、人気選手ガルシアを破ることでウェルター級王者“最弱”の汚名を返上したいところだ。

同じリングで行われるIBF・S・ライト級タイトルマッチは王者リチャードソン・ヒッチンズ(米)、挑戦者3位オスカル・ドゥアルテ(メキシコ)ともリミットの140ポンド(63.50キロ)を計測してパスした。ヒッチンズはV2戦。ニューヨーク・ブルックリン出身のハイチ系ヒッチンズ(20勝8KO無敗=28)のアウトボクシングに対し、ガルシア戦のストップ負けから4連勝、直近の試合で強敵ケネス・シムズJrに競り勝ったドゥアルテ(30勝23KO2敗1分=30)がどう対応するか、見ものだ。

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