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亀田陣営採点に不満-WBAへ提訴

2009年10月7日 9時10分

昨日デンガオセーンからタイトル奪取に失敗した亀田陣営が7日7時半から大阪市内のホテルで会見し、採点が不服だとしてWBAに提訴、再戦を要求することを明らかにした。
 同ジムの五十嵐会長は「昨日の試合は、前半確実にポイントを取っていたと思う。チャンピオンはテクニカルだったがホールドが多かった。減点されないのはチャンピオンのうまさかもしれないが、それでもホールドは目立った。3ポイントは勝っていると思う。ダイレクトに再戦を要求したい。スーパーバイザーも我々の主張を認めてくれている。いい試合で終われるものではなく、引き下がれない」と語った。
 スーパーバイザーのアラン・キム氏も「クレームとビデオをWBAに提出して再戦要求することを勧める」と語ったが、「納得できないなら提訴する権利がある、ということ。採点に関して? 私はレフェリーでもジャッジでもない。立会人の仕事はタイトルマッチがスムーズに行われるようにすること。判定について意見を言うことはできない。個人的な意見だが、試合はクロスファイトで素晴らしかった。だから再戦を勧める。スコアとは関係ない。先日大阪で名城と引き分けたカサレス陣営からもクレームがあった。その試合もWBAに再戦を勧めている」。 亀田陣営とはニュアンスが異なるキム氏だが、亀田サイドから提訴され次第早急に検討する、とした。(写真はキム氏(中央)と五十嵐会長㊧)
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