2度もヘビー級4団体の王座をまとめ、現在はWBC・WBA・IBF王者であるオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が5月23日、エジプトのギザで防衛戦(WBC)に臨むことになった。相手はリコ・ベホーベン(オランダ)。ランキングに名前がないが、それもそのはず、これまでキックボクシングでキャリアを進めてきた選手。ボクシングでは2014年(12年も前!)に一度だけ試合を行い、2回KO勝ちの記録があるが……。

このカードはサウジアラビア総合娯楽庁トゥルキ・アル=シェイクが発案。当初はボクシングとキックの混合ルールで行われる可能性もあったがボクシングルールに落ち着いた。トゥルキ氏がオーナーを務めるリング・マガジンがSNSで締結を伝えた。
「キックボクシング界のプリンス」と呼ばれるベホーベン(36)は「私は12年間、キックボクシングの統一ヘビー級王者に君臨し、やるべきことはすべて成し遂げた。それでも長く頂点に立ってもハングリーさが失われることはなかった」とコメント。キックでは伝説的な存在といわれ、これまで66勝21KO10敗のレコードを残している。
一方、昨年7月ロンドンのウェンブリースタジアムで行われたダニエル・デュボア戦以来のリングとなるウシク(24勝15KO無敗=39)は「それぞれの競技で頂点に立った人々を心からリスペクトしている。リコもその一人だ。偉大な王者だ。彼と対峙する準備はできているし、とても楽しみにしている。グレートな夜になるだろう」と語っている。
試合はピラミッドで有名なギザでゴングが鳴る。「アンディスピューテッドvsアンデュスピューテッド」のキャッチコピーがつけられている。


