ロンドン五輪金メダリスト村田諒太(東洋大学職員・26)が、初の著書となる「101％のプライド」が発売されたのを記念して、11日・新宿の書店でサイン会を開いた。

　スーツ姿で現れた村田は「僕のようなビビリ、ヘタレでもオリンピックの金メダリストになれたということで、これから金メダルを目指す人も頑張って」「（本の）タイトルは難しそうだけど、クスッと笑って読んでほしい」と自著をＰＲ。サインを求める読者のために丁寧にペンを走らせ、快く記念撮影にも応じていた。

　ところで、ボクサーとして現役続行するかについてはまだ結論を出していないが、この日も練習してきたと言う。「今後どうするか、今はフラットの状態、（現役で）やりたい気持ちもある」。そう遠くない時期に進退をはっきりさせるつもりとのことだ。
　なお「101％の」は幻冬舎刊、本体1300円プラス税。