5月10日メキシコで（場所未定）予定されている、元王者プンルアン・ソーシンユー（タイ）との指名戦を控えたWBO世界バンタム級チャンピオン“エル・メヒカニート”亀田和毅（亀田）が米フロリダ州マイアミで調整に励んでいる。2度目の防衛戦を迎える和毅は現地を訪れたメキシコの記者（ファイトニュース・ドットコム）に意気込みを語った。

「15歳でメキシコへ渡った時の夢が実現する。世界チャンピオンとして日本と同様に愛すべきメキシコの人々を虜にし勝利を飾りたい。そしてアメリカへ進出し、ビッグマッチに出場する。それができると私は信じている」

　以前もロサンゼルスなどでジムワークを行ったことがあるが、和毅が米国で本格的なキャンプを敢行するのは初めて。世界王者のギジェルモ・リゴンドウ、ユリオルキス・ガンボアのトレーニングに帯同し、指名防衛戦に備えている。交流が深いカネロ・プロモーションのエディ・レイノソ氏も今後のバックアップを約束する。