亀田和毅KO勝ち、べガスで実力と名前をアピール
2014年7月13日 15時03分
2014年7月13日 14時20分
MGMグランド・ガーデン・アリーナで12日(日本時間13日)行われたノンタイトル12回戦は元WBC&WBA世界S・ウェルター級統一王者のサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が、WBA世界S・ウェルター級王者エリスランディ・ララ(キューバ)を2-1判定で辛くも振り切り勝利した。スコアは117-111、115-113でカネロ、115-113でララだった。
試合は最初から最後までフットワークを使うララをカネロが追いかけるという展開。スタートは192センチのリーチを誇るサウスポー、ララの射程距離の長さが目を引いた。よく動きながら右ジャブ、左ストレートを突いて距離をキープ。対するカネロは2回からピッチを上げ、左右のボディブローでカネロの動きを止めようと試みた。
拮抗したラウンドが続く中、カネロは4回に攻勢に出る。左右のボディ攻撃をララに浴びせ、顔面へのクリーンヒットは奪えないものの、ガードの上から左右のフックを叩き込んでララをのけぞらせる。ただ、ここからカネロが抜けだすことはできなかった。
中盤以降もカネロが追いかけ、手数の少ないララが時折単発の左、右フックをあてる展開が続く。カネロの攻勢を評価するのか、少ないながらもララのクリーンヒットを評価するのか、採点が難しそうな内容だ。カネロは7回に左アッパーでララの右目じりを切り裂く。終盤のカネロは前に出る意識をさらに高めたが、その分ボクシングが粗くなり、ララのカウンターを食らう場面も。判定が割れたのも仕方がないだろう。
観客とカネロをイライラさせたという意味では、カネロよりララのほうが自分のボクシングを貫いたと言えそうだ。試合後マイクを向けられたカネロは「私はマラソンをやりにきたんじゃない。もっといい試合を見せたかった。再戦? 彼がちゃんとファイトの仕方を覚えてきたらやってあげてもいい」とあまり上機嫌ではなかった。Photo/SHOWTIME
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