湯場「4階級」の偉業達成 リナレス弟との激闘制し
2012年2月5日 16時51分
2012年2月2日 20時28分
メイウェザーが選択したのはコットだった。5月5日、ラスベガスのMGMグランドを予約していたWBC世界ウェルター級王者フロイド・メイウェザーJr(米)。注目の対戦相手に、WBA世界S・ウェルター級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)が決まったことが1日(現地時間)、主催プロモーターの一つ、ゴールデンボーイ・プロモーションなどから発表された。メイウェザーがコットの王座に挑戦する。
コットは、メイウェザーとの対決がもっとも望まれているマニー・パッキアオの有力対戦相手(期日は6月9日)だったが、2つの理由でメイウェザーとサインすることになった。一つは契約ウェイト。パッキアオはコットとの再戦にあたり、ウェルター級リミット147ポンドの試合を主張。しかしコットは「150ポンド以下では無理」と拒否。またデビュー以来トップランク社と契約していたコットが、昨年末で契約が切れ、フリーエージェントになっていたことが交渉が進行した要因。まだ正式に契約体重は発表されていないが、メイウェザーは2007年にS・ウェルター級に上げてオスカー・デラホーヤと対戦した実績があることから、同級リミットの154ポンドに落ち着くものと思われる。またメイウェザー側が要求するオリンピック方式の血液検査も実施されるものと予測される。以下が両者のコメント。
メイウェザー:「ミゲール・コットはワールドクラスのファイターで、ボクシング界のベストの一人。これは私のウェイトに対するチャレンジ。私の心はタイトルコレクションを増やすことで固まっている。コットの政権は5月5日に終焉する」
コット:「私は誰からも逃げないし、誰の挑戦も受ける。グレートでエキサイティングなファイトをファンに提供したい。5月5日に注目してほしい。なぜなら私は誰もが納得する内容でフロイド・メイウェザーを破るのだから」
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