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バァトがタイ選手倒す、10.25メキシコでタイトル戦

2014年9月29日 11時31分

 28日富山市のボルファートとやまで行われた8回戦には、日本ランキングに名を連ねるカシミジム所属の比国選手2人が出場し、いずれもタイ選手を一蹴している。メインカード出場の日本フェザー級13位マーク・エコー・メリゲンはサウスポーの強打者。相手のカン・ウォルソラピンが出てこないとみるや、グイグイと圧力をかけ、ガードの上からでもかまわず左ストレートをたたきつける。たまらずカンは2度フロアーに沈み、それでも立ったが、メリゲン躊躇なく連打を続けたところで、福地主審がストップをコールした。この回2分56秒KO勝ちで、メリゲンは戦績を20勝11KO4敗1分とした。

28日カシミジム興行の結果(ボクシングニュース)
タイ人選手に格の違いを見せたメリゲン(奥)

 メリゲンの同僚で日本S・バンタム級13位のサウスポー、ジョナタン・バァトはアルテド・ソルウォラピン相手に、やや慎重に構えながらボディーを攻める。4回終了間際に左を決めてダウンを奪うと、次の5回一気に連打で追撃。この回2度のダウンを奪ったところで、レフェリー・ストップがかかった。記録は5回45秒TKOで、バァトは27度目の勝利(13KO5敗3分)を飾った。

バァトもKO勝利でメキシコ遠征に弾み

「KOで勝ててうれしい。10月メキシコのタイトルマッチ、頑張ります」とバァト。34歳のベテランは、10月25日にメキシコで決まっているWBCインターのバンタム級シルバー王者ロドリゴ・ゲレーロへの挑戦に意欲を見せた。

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