八重樫2度目の世界挑戦 10.24WBAポンサワンに
2011年9月12日 17時06分
2011年9月12日 16時56分
第1回台北市カップ国際トーナメントは8日から10日まで台湾の台北市でフィリピン、韓国、ベトナムなど9ヵ国が参加して開催された。日本はこの大会に男女合わせて10選手が出場し、男子では6名が優勝し、女子は2名が優勝と好成績を残して11日帰国した。
決勝に8人が残った男子は、LF級野邊優作(拓大)、B級中澤奨(東農大)、L級藤田健児(倉敷高)、W級皆川直樹(日大)の4人が優勝。F級田中一樹(龍大)とLW級吉野修一郎(東農大)はいずれも1ポイント差で優勝を逃し銀メダルに終わった。
女子はF級新本亜也(クリエィティブジャパン)、釘宮智子(平国大)の日本ナンバーワン・コンビが出場し、新本は決勝で台北選手に、釘宮は比国選手にそれぞれ文句ないポイント勝ちをおさめ優勝。釘宮は女子の最優秀ボクサーに選ばれている。
台北市が主催したこの大会、日本は特に男子は若手を中心にメンバーを構成し、他の出場国も地元以外は最強メンバーとはいえなかったが、それでも、この種の国際大会にこれだけの人数が参加し、しかも優勝できたのは貴重な経験だったに違いない。
なお日本から多数のメディア(主にテレビのワイドショー)が取材に訪れ現地の関係者をビックリさせたが、お目当てはタレントの山崎静代(梅津ジム)。ミドル級にエントリーし、初の公式試合デビューを迎えたからだった。山崎は大会初日(8日)ミドル級に出場したが、地元台湾の薛春秋に22-44で大差のポイント負け。「1回はRSC負けするのではないかとヒヤヒヤさせたが、その後立ち直り反撃していた。相手も台湾の五輪候補だけに強かった」と、日連関係者の感想だった。
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