黒木優子、2-1判定でWBC女子ミニフライ級V1
2014年11月1日 20時54分
2014年11月1日 20時53分
福岡の女子世界戦のセミとして行われたS・ライト級8回戦で波乱――。不敗の11連勝をマークしていた日本同級8位の奥田祥平(真正)が31歳のノーランカー吉田龍生(本田フィットネス)に3回TKOで手痛い初黒星を喫している。
2回に左目上をカットした奥田。これがパンチによるものと判定され、続く3回、再度のドクターチェックで試合続行を許されたものの、ここで焦って打ち気に行ったところに吉田の右ストレートをカウンターされ、ダウン。立ち上がったものの、ベテラン吉田は好機を逸することなく的確な連打を見舞う。1分43秒レフェリーがストップをかけ、吉田の手を上げた。
殊勲の吉田はこれがプロ31戦目(25勝12KO6敗)。10年前(2004年)に不戦勝で全日本新人王になって一度ランク入りしたものの、その後すぐランク落ちして以来のランク入りが確実に。「練習の成果が出た。海外で戦った経験も生きました」と大喜びしていた。
この日もう一つの8回戦では、日本L・フライ級14位の古藤愛樹(FUKUOKA)が小野晃輝(筑豊)に2-0判定勝ち。小野の左フックに腰を落とすピンチもあったが、相手の手数の少なさにも救われた。
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