IBFフェザー級13位の大竹秀典、苦闘の判定勝ち
2016年11月16日 21時44分
2016年11月16日 20時30分
ウォズジム(京都市西京区)は16日、IBF世界バンタム級王者、リー・ハスキンス(英国)に所属の同級14位、元日本バンタム級王者の大森将平(24)が12月31日、島津アリーナ京都(京都府立体育館)で挑戦すると発表した。
大森は南京都高(現京都廣学館高)出身のサウスポー。17勝11KO1敗の強打者で、世界は初挑戦。同日はWBA世界フライ級王者、井岡一翔(27=井岡)の4度目の防衛戦、小國以戴(28=角海老宝石)のIBF世界S・バンタム級王座初挑戦が組まれており、京都で初のトリプル世界タイトルマッチ開催となる。
京都市生まれで、京都のジムから初の世界王者を目指す大森は発表記者会見で「世界戦が決まったと聞いてびっくりした。ハスキンスは映像で見る限り、トリッキーな動きをする強いチャンピオンだと思う。相手のリズムを崩すようなボクシングをして、地元京都なのでKOを狙っていきます」と力強い発言。11日から3泊4日の和歌山・白浜キャンプを順調にこなしており、体調も万全のようだ。
大森は昨年12月、京都で行われWBO世界バンタム級王座挑戦者決定戦で現王者のマーロン・タパレス(フィリピン)に2回TKO負け、プロ初黒星を喫した。今年4月、インドネシア同級王者を4回KOで破って再起を果たし、8にWBC世界同級5位のエドガル・ヒメネス(メキシコ)を3回KOで下し、世界レベルをアピールしていた。
34勝14KO3敗のハスキンスは大森と同じサウスポー。ガードを下げたスタイルから動き回り、連打に持ち込む変則ファイター。昨年6月、英国で岩佐亮佑(セレス)と暫定王座を争い6回TKO勝ち。その後正規王者に昇格した。今年6月と11月にともに判定で2度の防衛をはたしている。英国から王者が来日して防衛戦を行うのは史上初めてだ。
大森昌治・ウォズジム会長は「再起戦と世界ランカーのヒメネス戦の勝ち方がよかったので、ジム開設20年でもあり、世界戦を京都ですることにした。ハスキンス側との交渉は契約面でいろいろ大変だった。大森には8回ぐらいで再起不能となるようなパンチで、王者をリング下に吹っ飛ばすような勝ち方をしてほしい」とこぶしを握り締めた。
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