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柴田明雄、12回TKOで日本・OPBFミドル級防衛

2014年12月6日 21時27分

 6日東京・後楽園ホールのセミ、OPBF&日本ミドル級タイトルマッチは、王者の柴田明雄(ワタナベ)が日本2位・OPBF4位の挑戦者、淵上誠(八王子中屋)に12回1分49秒TKO勝ち。柴田はOPBF3度目、日本2度目の防衛に成功した。

柴田明雄が日本&OPBFタイトル防衛(ボクシングニュース)
淵上にジャブを打ち込む柴田(左)

 昨年5月に柴田が9回負傷判定で淵上からタイトルを奪って以来の再戦。王座返り咲きを狙うサウスポー淵上が、懐の深い柴田にプレッシャーをかけ、王者がそれをさばきながら右を打ち込む展開となった。柴田は3回、ジャブから鋭く踏み込んで右ストレートをきれいにヒット。先制のダウンを奪った。4回を終わっての採点は38-37×2、39-36で柴田。

 淵上はダウンのダメージはなく、その後も執拗に柴田に迫り続けた。柴田はコンスタントに右をあて、淵上の頭部を跳ね上げるのだが、淵上の前進は止まらない。挑戦者は6回にヒッティングで右目上部をカット。しかし中盤に入り、柴田に疲れが出てきた印象だ。7、8回と柴田は再三右をヒットさせてチャンスを作るが、疲れから足が止まり、淵上に連打を許す場面を少なからず作ってしまう。8回終了時の採点は77-74×3で柴田だった。

 同じ展開が続いたが、柴田は11回にチャンスを演出した。左右のビッグパンチを何発も叩き込んでKOチャンス。淵上はかなりのダメージを負いながら、ファイトをやめようとはしない。ようやく最終回、柴田が左、そして右を決めたところで主審が試合を止めた。返り討ちに成功した柴田は24勝10KO8敗1分。王座返り咲き失敗の淵上は21勝12KO10敗。

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