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加藤善孝が荒川仁人に判定勝ち、ライト級対決

2014年12月6日 22時36分

 6日東京・後楽園ホールの「第532回ダイナミックグローブ&第39回ファイティングスピリットシリーズ」のメインイベント、62.0キロ10回戦は、日本ライト級タイトル7度防衛中の加藤善孝(角海老宝石)が、元日本・OPBF王者でWBCライト級12位の荒川仁人(八王子中屋)とのラバーマッチを3-0判定で制した。スコアは97-94×2、96-95。

加藤善孝が荒川仁人を下す(ボクシングニュース)
パワーで勝る加藤(右)が荒川に迫る

 過去1勝1敗の両者が前回の対戦から8年のときをへて対決。サウスポーの荒川はいつも通り動きながらジャブを突き、リズムを作ろうと試みた。加藤はガードをしっかり固めて右、そしてボディ攻撃を仕掛ける。初回から加藤の右が荒川をとらえる場面があり、滑り出しは加藤が優勢という印象。加藤は3回に右フック、4回には左フックを打ち込んだ。

 なかなか有効打を打ち込むことができない荒川は、ボディ攻撃やコンビネーションで盛んに加藤を崩しにかかった。左を突破口に連打を打ち込むなどして、攻勢をアピール。加藤は荒川を大きく引き離すことはないが、時折有効打を決めてゲームメイク。9回には右フックをカウンターで決めて、荒川の動きを一瞬止めた。採点は小差で加藤を支持した。

 戦績を29勝9KO5敗1分とした加藤は「荒川選手が日本も東洋も先に獲っていたので、ようやく乗り越えられた。これでおそらく世界ランクも入るし、来年は世界に向けてがんばっていきたい」とファンにアピール。WBC暫定王座決定戦、WBC挑戦者決定戦に敗れている荒川は世界が遠のく結果に。戦績は25勝16KO5敗1分。

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