亀海喜寛、ラスベガスで4回TKO勝ち
2014年12月14日 14時20分
2014年12月13日 22時12分
アポロジム主催の「APOLLO KO LIVE84」は13日、大阪市の東淀川区民センターで行われ、メインのS・フェザー級8回戦はOPBFフェザー級5位、日本S・フェザー級6位の杉田聖(奈良)が5回に一気の連打を放ち、正野晃(アポロ)にTKO勝ちした。
8月の試合が流れ、ランク入りを決めた4月以来のリングとなった杉田は、慎重に正野の出方をうかがう滑り出し。正野はジャブを突くも、そこからのワイルドな右フックは踏み込みが浅いため、ヒットできない。3回から杉田はスピードのある左を繰り出し、徐々にペースをつかみ始めた。正野の攻めが単調とみると、プレスをかけ、4回にはワンツーをヒット。5回、杉田がしっかり踏み込んでの右ストレートを当てると猛然とラッシュ。正野はロープに後退、連打を浴びてダウン。レフェリーはダメージが深いとみて2分40秒、試合をストップした。杉田は9勝6KO2敗1分。杉田はいま少し積極さがほしかったが、たたみかける攻撃は迫力があった。
◇フライ級6回戦
諸一宇(尼崎)[3-0(59-56×2、60-55]大田朋徳(SFマキ)
両者は開始から足を止めての打撃戦を展開した。諸は大田の打ち終わりの隙を見逃さず、左右フックを顔面にクリーンヒット。大田は右パンチを放つも諸の柔らかい上体の動きにヒットできない展開が続いた。諸は深いダメージこそ与えられなかったが、終始試合を支配した。大田は、追ってからのパンチが空を切るなど諸の動きについていけなかった。諸は4試合ぶりの勝利で7勝1KO8敗4分。
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