米国とメキシコのビッグネームの2世対決、トーマス“ヒットマン”ハーンズの息子ロナルド・ハーンズ（米）とフリオ・セサール・チャベスの次男オマール・チャベス（メキシコ）の一戦が締結間近と伝えられる。

　試合が決定すれば“敗者復活戦”の様相だ。ロナルド（27勝21KO5敗）はフェリックス・シュトゥルム（ドイツ）、エリスランディ・ララ（キューバ）にKO負け。オマール（32勝22KO3敗）は同胞のパエスJr、カネロ兄に黒星を喫している。

　このカードは単独開催の可能性もあるが、チャベス兄フリオ・セサール・チャベスJrがカール・フロッチ（英）の統一S･ミドル級王座に挑戦するカードに組み込まれる流れとなりそう。今のところフロッチvsチャベスJrは来年3月ラスベガスのMGMグランドで挙行が濃厚といわれる。