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大阪の大みそか3大戦、6選手記者会見

2014年12月30日 23時14分

 あす大みそかにボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で行われるIBF・WBO世界ミニマム級王座決定戦、WBA・WBO世界S・バンタム級タイトルマッチと、井岡一翔(井岡)の世界3階級制覇前哨戦の記者会見が30日、大阪市中央区のホテルでタイトルマッチの調印式に続いて開かれた。前日計量は6選手ともパスした。世界戦はいずれもフリーノックダウン制が採用される。

大阪の大みそか3大戦記者会見(ボクシングニュース)
年末唯一の日本人対決となる高山(左)と大平

 調印式はミニマム級王座決定戦から行われた。WBOミニマム級1位の高山勝成(仲里)は国内、海外で経験を重ねているとあって落ち着いていたが、初の世界戦に挑む同2位の大平剛(花形)は緊張した面持ち。日本人選手初の4団体制覇にアタックする高山は「メキシコでは負けてしまったが、こんなに早く4団体制覇のチャンスが巡ってきたことに感謝している。地元の大阪で勇気や感動を与えることができる試合をします」と語り、大平は「大舞台で試合ができ、最大のチャンス。(必殺の左パンチ)『花形スペシャル』を試合で出したいし、勝って新年を迎えたい」と決意を述べた。

ついにベールを脱ぐリゴンドウ(左)と天笠

 WBA・WBO世界S・バンタム級王者のギジェエルモ・リゴンドウ(キューバ)は「日本で戦えるのはうれしい。天笠選手は126ポンドから122ポンドに体重を落として戦ってくれると聞いて感謝している。明日はすばらしいショーができるようにがんばる」と余裕たっぷりに語った。世界初挑戦のWBO6位の天笠尚(山上)は身長では大きく上回っているが、隣のリゴンドウが気になる様子。「体調はすごくいい。勝つ自信は1%から3%に上がったが、それから変わっていない。リゴンドウと勝負できるのは光栄で、当たって砕けろの決意で、インパクトがある試合をします」と話した。

世界前哨戦の井岡(左)とペレス

 4年連続の大みそかのリングに立つ井岡は「いいコンディションに持ってこれたし、KOで盛り上げたい。勝つことに最善を尽くし、来年の3階級制覇につなげたい」と意欲十分。相手の元WBA世界フライ級暫定王者、ジャン・ピエロ・ペレス(ベネズエラ)は「十分準備を積んできたし、絶対に落とせない試合。KO、判定のどちらとはいえないが、勝つために練習してきた」と落ち着いて語った。試合の模様はTBS系列で全国放送される。

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