ソリス弟、敵地でベルト奪還
2011年5月1日 19時12分
2011年5月1日 16時08分
メキシカン同士によるWBC世界L・フライ級タイトルマッチが30日(現地時間)メキシコのテスココで行われ、挑戦者1位アドリアン・エルナンデスが王者ヒルベルト・ケブ・バアスを10回終了TKOで下し、緑のベルトを手にした。
試合は中盤まで激しいペース争いが演じられた。パワーで勝るエルナンデスが仕掛ければ、老獪なケブ・バアスはスピードを活かした連打で一歩も引かない。公開スコアリングも4回終了時、8回終了時とも三者三様と試合内容を反映していた。しかし、その8ラウンドから攻勢をかけたエルナンデスが9,10回と王者をロープへ追い詰めるなど断然優勢。11回開始前、ジェリー・カントゥ主審(米)がストップをかけ、新チャンピオンが誕生した。ケブ陣営は誰も棄権を申し出てないとクレームをつけていたが・・・。
“エル・コンフェソール”のニックネームをもつエルナンデスは21勝14KO1敗1分。2度目の防衛に失敗したケブ・バアスは35勝22KO21敗4分。
=PHOTO/SUMIO YAMADA=
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