日本ボクシングコミッションは16日、WBC世界ライト級王者のホルヘ・リナレス（帝拳）にコミッショナー顕彰、WBC世界S･フェザー級王者の三浦隆司（帝拳）とWBA世界S･フライ級王者の河野公平（ワタナベ）にサポーターズクラブ特別賞を授与すると発表した。

　リナレスは昨年12月30日、ハビエル・プリエト（メキシコ）とライト級王座決定戦を争い、右の一撃で4回KO勝ち。世界3階級制覇を達成した。三浦は11月、指名挑戦者のエドガル・プエルタ（メキシコ）に6回TKO勝ち。相変わらずの剛腕ぶりで3度目の防衛を成功させた。

　河野は3月のWBA王座決定戦でデンカオセーン・カオウィチット（タイ）を8回KOで下して2度目の王座奪取。大みそかにはノルベルト・ヒメネス（ドミニカ共和国）に苦戦しながら引き分けで初防衛に成功した。