決定のニュースが待たれていた世界バンタム級王座統一戦、WBOチャンピオン亀田和毅とWBA王者ジェイミー・マクドネル（英）の一戦が5月9日、米テキサス州サンアントニオで予定されるオマール・フィゲロア（米＝前WBC世界ライト級王者）vsリッキー・バーンズ（英＝元WBO同級王者）のS･ライト級戦とダブル・メインで挙行されることが内定した。マクドネル、バーンズを擁する英国のプロモーター、エディ・ハーンが20日（日本時間21日）にメディアに通知した。

　現在WBAのバンタム級は、長期王座に就いていたアンセルモ・モレノ（パナマ）を下したフアン・カルロス・パヤノ（ドミニカ共和国）が“スーパー”王者に君臨。“レギュラー”王者にマクドネル、暫定王者にヨンフレス・パレホ（ベネズエラ）と相変わらず王者が乱立。和毅の君臨するWBOのフランシスコ・バルカルセル会長は「WBOが認めるWBA王者はパヤノ一人。亀田vsマクドネル戦を統一戦と認定するかはまだわからない」とツイッターで発信している。