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両者ともKO完全決着をアピール

ヘビー級ビッグマッチ ワイルダーvs.フューリー 
両者ともKO完全決着をアピール

2020年1月14日 11時59分

 2月22日ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで再戦に臨むWBCヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(米)と挑戦者で元ヘビー級統一王者タイソン・フューリー(英)が現地時間13日午後2時からロサンゼルスで記者会見に臨んだ。試合が正式発表された時点でプレゼンは開催されないと通達されたが、数日前、1回限定で行われる運びとなった。

ワイルダー(左)とフューリー、待ちに待った再戦だ

 前回、18年12月に対戦する前は激しい罵り合いとなり、フューリーの挑発に両者が乱闘寸前になる場面があった。しかし今回は穏便に進行。最後のフェイスオフで両者は言葉を交わしたが、最後は握手して健闘を誓った。その前に行われた会見、記者との応答では2人とも勝利への自信をみなぎらせた。

 フューリーは「予想は彼のKO勝ち、私の判定勝ちだろうが。予想は外れることが多い。ワイルダーがポイント勝ちすることもあるし私がKO勝ちするかもしれない」と語り、試合日の2月22日にちなんで「ワイルダーは2ラウンドで眠ることになる。私は判定勝ちは考えていない。ノックアウトを狙う」と強気の発言。

 初戦で2度ダウンを奪われながらも生き延び、一部で「勝っていた」と言われた英国人は「緑のベルト(WBC)を獲得して正当なタイトル(元統一王者)を防衛する」とプライドをみせた。

ワイルダーは「これはプロレスじゃない」と挑発

 一方ワイルダーは「初戦で彼をノックアウトしたはずだった。だから今回は未完成の仕事を完了したい。彼は正当なチャンピオンだというけど、それを立証しなければならない。彼は引出しを出し入れするようにトレーナーを代えている」とフューリーがトレーナーをシュガー・ヒル氏にスイッチしたことに言及。

 そして「今回、彼は起き上がれない。これは(プロレスの)WWEとは違う真剣勝負。繰り返すが私はKOする。(試合後に)彼は新しい仕事を探すことになるだろう」と昨年WWEに出場したフューリーを皮肉り完全決着を強調した。

 対決まで6週間。これまで通り地元アラバマ州で調整するワイルダーに、フューリーはスパーリング相手を求めてロサンゼルス、ラスベガスで試合に備える予定だ。Photos by Mikey Williams/Top Rank

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