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未来の五輪選手が熱戦を展開 全日本UJ

2015年3月30日 1時21分

 アマチュアの第4回全日本UJ(アンダージュニア)ボクシング大会最終日は29日、東大阪市の近畿大学記念会館別館(小体育館)で、中学生男子の34キロから66キロまで16階級で50試合(うちスパーリング1試合)が行われた。

 将来の五輪選手を目指すジュニアたちが頭部と胸部にガードを着用して1ラウンド2分で3ラウンド戦い、効果的なパンチがヒットすると早めにレフェリーストップをかけて、安全な試合管理を行った。

全日本UJ最終日(ボクシングニュース)
パワーを見せつけて勝利の荒本(右)

 昨年8月に大阪市で初めて開催された全日本UJボクシング王座決定戦の優勝者たちの順調な成長ぶりがうかがえた。54キロ級で出場の堤駿斗(千葉・3年)は1回42秒でTKO勝ち、前日に活躍した弟麗斗(小6)に続いて「兄弟V」を飾った。57キロ級の田中空(神奈川・1年)も決定戦に続きパンチ力を発揮、1回TKO勝ちした。地元関西勢では63キロ級の荒本一成(奈良・3年)がパワー全開、右ストレートをヒットして1回1分58秒TKO勝ちした。また、42キロ級の穴口一輝(兵庫・2年)も試合巧者ぶりを発揮して「2冠」獲得。九州勢では中垣龍汰朗(宮崎・3年)が決定戦に続いてTKO勝ちした。

ジュニア大会常連の松本(右)

 世界2階級制覇王者の八重樫東(大橋)らを指導している松本好二トレーナーの長男で50キロ級の松本圭佑(神奈川・3年)は素質の高さを発揮してポイント勝ち。44キロ級の由良謙神(兵庫・2年)も回転の速いパンチを浴びせて判定勝利した。

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