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マティセーがプロボドニコフに競り勝つ

2015年4月19日 16時31分

 18日(日本時間19日)米ニューヨーク州ベローナのターニング・ストーン・カジノ&リゾートで行われた注目の中量級スラッガー対決、前WBC・S・ライト級暫定王者ルーカス・マティセー(アルゼンチン)と元WBO同級王者ルスラン・プロボドニコフ(ロシア)の一戦は、マティセーが2-0判定勝ち。スコアは115-113×2、114-114だった。

マティセーがプロボドニコフに競り勝つ(ボクシングニュース)
打撃戦を繰り広げるマティセー(右)とプロボドニコフ

 試合は期待にたがわぬ激戦となった。2回に偶然のバッティングでプロボドニコフが左目上部をカット。ロシア人が流血しながらアルゼンチン人に迫るが、序盤はマティセーの好打が上回る展開に。パワーでやや勝るプロボドニコフも中盤盛り返して、試合の流れは一進一退。最終回も激しく打ち合い、会場を大いに沸かせてゴングとなった。

 勝利のマティセー(36勝34KO3敗)は「私は何度も彼にパンチを当てたが、彼の頭は岩のようで、6回に拳を痛めてしまったほど。プロボドニコフは偉大なファイターだ」とロシア人をリスペクト。敗れたプロボドニコフ(24勝17KO3敗)も「今晩は彼のほうがよかったということ。今まで対戦した中で一番のハードパンチャーだった」とマティセーの実力を認めた。

 試合前から年間最高試合候補と言われた一戦。試合後、プロボドニコフは再戦を希望したが、GBPのオスカー・デラホーヤ社長は「ルーカスは次のステージに進むべきだ」と再戦には後ろ向き。マティセーも「メイウェザーとパッキャオの勝者とやる準備をしている」と名乗りを上げた。Photo/GBP

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