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大坪タツヤが日本&OPBFランカー片桐を下す

2015年4月24日 21時34分

「ホープフルファイトvol.18」が24日、東京・後楽園ホールで開催され、メインのフェザー級8回戦は、ノーランカーの大坪タツヤ(T&T)が日本フェザー級8位、OPBF同3位の片桐秋彦(川崎新田)を3-0判定で下した。片桐は日本タイトル挑戦から後退。プロ2戦目の“東大卒公認会計士ボクサー”柏野晃平(川崎新田)は引地昭裕(ヨネクラ)に3-0判定勝ち。“オタク・グラドルボクサー”郷司利也子(川崎新田)は下岡由美子(横田S)にフルマークの0-3判定負けだった。

大坪タツヤがランカーから勝利(ボクシングニュース)
接近戦でも強さを見せた大坪(右)

◇フェザー級8回戦
大坪タツヤ(T&T)[3-0(77-76、77-75×2)]片桐秋彦(川崎新田)
 ランカー撃破に意欲的な大坪が序盤からペースを握った。下がりながら片桐を引きつけ、ジャブや左フックを決めて試合を優勢に進めた。後手に回ってしまった片桐は徐々にプレスを強め、右ストレートやボディブローをヒットさせて追い上げを図るが、はっきりと挽回するまでにはいたらない。大坪は最終回の打ち合いでも一歩も引かずに判定勝利を手にした。「すぐにでもタイトルマッチをやりたい」と意気軒高の大坪は8勝3KO6敗1分。いいところなく“日本タイトル前哨戦”で敗れた片桐は16勝7KO8敗2分。

◇ミドル級8回戦
西田光(川崎新田)[KO2回39秒]クンスック・ソーソムポン(タイ)
 クンスックは立ち上がり元気で、日本ミドル級3位の西田にパワフルなパンチを繰り出したが、西田が圧力をかけるとたちまち失速。西田は2回、コーナーにクンスックを追い詰め、連打で倒して10カウントを聞かせた。西田は12勝4KO7敗1分。クンスックは7勝2KO4敗。

◇女子S・バンタム級8回戦
三好喜美佳(川崎新田)[TKO1回1分0秒]ムエレック・シットサイトーン(タイ)
 元OPBFバンタム級王者で現WBA同級5位につける三好がムエレックを圧倒。ジャブで後退させ、左ボディブロー、右ストレートを決めると、ムエレックがキャンバスに沈んだ。カウント途中でTKO。三好は戦績を10勝5KO8敗1分とした。ムエレックは7勝3KO3敗。

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