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メイウェザーvsパッキャオ余波、訴えは32件に

2015年5月20日 14時51分

訴えられても…
「世紀の一戦」フロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオ戦後まもなく、パッキャオの右肩負傷が隠されていたことから「多大な損害を被った」とラスベガスの住民が訴えを起こした。その後も不満はチケット購入者、テレビ視聴者、ギャンブラーにまで飛び火。また、試合内容が期待を裏切ったとして、追及の矛先は相手のメイウェザー、プロモーターのトップランク(パッキャオ)、メイウェザー・プロモーションズ、テレビ局のHBO、ショータイム、そしてPPV放送の窓口となったケーブル配給会社、衛星放送、電話会社へも波及している。

 当初5件だった訴訟件数は19日現在、32件に達したと複数の米国メディアが報じた。その一つ、ロサンゼルス国際空港近くの飲食店は「試合のPPVを2600ドル(一般家庭向けは90~100ドル)で購入したのに、パッキャオと彼のプロモーターは何もせず、キャッシュを鷲づかみした」と辛らつに訴える。ただ最初、日本円で6億円と伝えられた賠償金額は訴訟件数が増加しても変化していない。金額を下げた原告もいるということか?

 ボクシングの試合でファンが不満を訴えるのは、1997年にマイク・タイソンがイベンダー・ホリフィールドの耳を噛みちぎって失格負けとなったいわゆる“耳噛み事件”がある。

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